司法試験合格者が日商簿記1級試験合格を目指すブログ

司法試験に合格している筆者が独学で日商簿記1級の合格を目指して勉強した内容を記録していくブログです。

夏休み

最近は会計士試験の勉強は完全にさぼっているが、夏休みを使って興味のあることを興味の赴くままに勉強している。

具体的には、資産運用と家づくり。以下備忘録的なもの。

 

資産運用については、今年から積み立てNISAやidecoの年払いができるようになったのがきっかけで、将来のことを考えてこれらを始めることにした。これまでに投資経験がないので、色々ネットで調べたり本や雑誌を読んでみている。

ウォーレンバフェットの伝記を読んでみると、投資って面白いんじゃないかと錯覚したり。

色々なところで、「バフェットが「投資するならインデックスファンドにすべき」と言っている」と引用されているが、実際には都合よく切り取られてるだけだと分かったり。バフェットはむしろ価値ある少数の会社の株を絞って安いときに買う投資方針なので、インデックスファンドのような分散投資ではない。

自分のような素人がやるには個別株は怖いし、ひょんなことでインサイダーになったら困るのでインデックスファンドに分散積み立てするのがいいとは思うけど。あと株を本気でやる時間はない。

とりあえずインデックスファンドのポートフォリオを組んで調整して毎月積み立てしてます。idecoについては20-30年は引き出せないので、ある程度使うべきときに使いたいNISAとは違って、今の自分の年代では先進国株式のインデックスにほぼ全振りでもいいんじゃないかと思っている。idecoは年間の積立額がまあまあ少額なのでどちらかというと現在の節税に役立つ感じ。

簿記1級やって良かったのは個別株の決算短信読むときにまあまあ意味が分かることくらいか。日商簿記検定が連結重視にしてるのはそうしないと実務で使い物にならないからということも実感できる。

 

家づくりについては、そろそろ一戸建てマイホームを持ちたいと思うようになったが、住宅のこともさっぱり分からないので調べるようになった。

色々調べるうちに最近の家は高気密高断熱のパッシブハウスと呼ばれる家がいいということがわかってきた。エアコンをほとんど使わなくても夏は涼しく冬は暖かい家。

とにかく一生に何度もない高い買い物なので、しっかり勉強したいと思ってきた。一般向けの本や情報だけでなく、建築学や製図の基本くらいは学んで、不動産屋やハウスメーカーにだまされないようにしたい。

 

年齢や家族の変化で、中長期的なライフプランを考えるようになったことが上のような興味に向いていると思うと、人間は変わるものだなと思う。

結構FP試験の範囲とかぶるので、ついでにFP試験2級くらいまでは取っとくかと考えてみたり。

 

ということで今は興味が分散していて会計士試験の勉強が疎かになってるが、自分の性格的にこのブームももう少ししたら去ると思うので、ある程度興味のあることの勉強が終わったら会計士試験に戻るだろう。

自己啓発の優先順位としては会計士試験が最優先なので。一番難しいから簿記が頭から抜ける前に、年齢が上がる前に、終わらせてしまいたい。

207-230日目

【勉強時間】

10時間

総時間数509時間

モチベーションはあるのだが、試験勉強に時間を回せていない

 

【勉強内容】

法人税法テキスト読み

 

租税法の勉強は税金に関わるだけに誘惑が多く、1つ学ぶとこれはどうなるんだろうとかテキストに載ってないことも調べたり、条文に当たってみたりと遅々として進まない。進まないのでなかなかやる気が出ず、更に進まないという悪循環。計算練習をする段階になれば少しは面白くなるんだろうか。

関係ないことを調べると言えば、例えば、法人税法で保険差益の圧縮記帳という論点が出てくると、うちの子供の学資保険は受取時に税金かかるんだろうかと気になったりして調べてしまう。

そうすると、

一時受取だと一時所得に該当して年間50万円の利益までは控除される、

分割受取だと雑所得になり、課税される。給与所得者で確定申告が不要な年収だと年額20万円までの雑所得であれば課税されない。

課税がかかってくるのは掛金に対して利益になっている部分。

 

なんてことが学べる。それはそれで学びにはなるし、所得税法の先取りにはなってるんだろうが、試験対策が進まないのがストレスになる。

もうすぐ夏休みに入るので、生活を見直していきたい。

合格発表

149回日商簿記1級、無事受かってました。

25 22 20 24の91です。

 

原価計算のマイナス1がなんなのかよくわかりませんが。もともと24点満点?それともなんかの書き損じだろうか。

工簿は内部利益控除と全体利益を間違えて5点マイナス。予備校の配点がバラついてた部分。

会計は見積現金購入価額の現金を抜かしていたのと、退職給付の税効果の間違いで予備校の採点どおり。

 

日商簿記1級が終わったので、会計士試験勉強を引き続きやっていきます。最近だらけてしまってるけど。。

 

200-206日目

【勉強時間】

5時間

総時間数499

今週は忙しく、あまり時間取れず

 

【勉強内容】

法人税法テキスト

読み進めるだけだとよくわからない。

早めに読み終えて問題を解いていきたいが、いかんせん全然面白くなくて進まない。計算のやり方ばかりだから楽しみがない。来週くらいで一通り読み終えたいところ。

 

179-199日目

簿記1級の勉強も会計士試験にはつながっているので、勉強日数、時間はそのまま通算することに。

1級試験後から今日までの勉強。

 

【勉強時間】

20時間くらい

総時間数494時間

 

【勉強内容】

6.11-6.29

財務諸表理論テキスト

会計学過去問H29

法人税法テキスト

 

6.30-7.1

週末は簿記ということで、平成29年版網羅型の未着手部分である第7回を解いた。

91点(21 22 25 23)

70m 75m

 

そんなに難しくない回だったが、繰延税金資産、負債を相殺して表示することになっているのを忘れていた。

あと最近の改正で流動、固定の区別をせずに固定だけで表示することになったのを確認した。

 

今後の予定(皮算用)

法人税法を読み進めているが、ワールドカップのせいで朝があまり起きられない。

 

会計士試験に向けた計画立案。

やはり独学で進める。予備校の講座を取ると講義を聞かなければいけないのが時間がもったいない。一方的に人の話を聞くだけの時間は全然頭働いていないので、通信でやるにしても時間対効果は非常に悪い。分からないところを自分で調べる方が効率がいいし自分に合っている。

教材は市販のが充実していないので、市販のと予備校のと併用することになりそう。来年の直前期には各予備校の予想模試を購入することになるだろう。

これからの3ヶ月で租税法と監査論はとりあえずの知識を身につける。簿記は忘れない程度に計算を続けていく。過去問も少しずつみていく。

その次の3ヶ月で簿記の理論を深めるとともに、租税法や監査論も理論対策を進めていく。典型論点については論証を暗記していくことも必要だろう。

年明けからは各科目について知識の定着と実戦練習を積んでいく。

4月以降は予備校の予想模試に取り組み、

8月の本試験では確実に合格する。

 

今後の3ヶ月の予定。

7月中

租税法の全体像把握 基本問題解いていく

週末は簿記

 

8月中

租税法ふた回しめ 基本の定着

監査論流し読み

週末は簿記

 

9月中

租税法の実戦演習をしていく

監査論の問題演習開始

週末は簿記

 

 

全体像がつかめていないのと使う教材が定まっていないので現段階ではざくっとした計画しか立てられない。

結構試験まで時間があり、長期戦になるので、飽きないようにやっていきたい。

 

 

会計士試験の受験について

司法試験に合格していると、公認会計士試験は、短答が全部免除され、論文も会計学財務会計管理会計)、監査論、租税法の三科目だけでよくなる(民法と企業法は免除)。

 

去年から本腰を入れて簿記の勉強をすることができるようになり、ようやく簿記1級の合格レベルに達することができた。

それでも、計算は多少できるようになったが、正直まだ会計学がわかるようになったというレベルには程遠いと思う。もうちょっと突き詰めれば色んな知識がつながってくるかもしれない。

監査論は初めて学ぶ分野でどんなことをやるのか気になるところではあるし、租税法は法律科目であり、一度きちんと体系的にやってみたかった分野でもある。

 

せっかくここまで来たので、もうちょっと頑張って会計士試験受けます。

来年8月の会計士論文試験で免除科目以外の必要科目三科目全部合格することを目指します。

 

で、とりあえず法人税法から始めてます。時間はまだまだあるので税理士試験レベルまで力を付けていければ得意科目にできるし、絶対の自信を持てるはずなので、そこまでの到達を目指す。

簿記については、当面はまだ解いてない網羅型の問題とかを解いて力を落とさないようにするのと、余裕があれば理論のテキストと会計基準を読んだり、会計士試験用の問題集を解いたりしようかな。

監査論は租税法の見通しがついてからでもいいかなと。