司法試験合格者が日商簿記1級試験合格を目指すブログ

司法試験に合格している筆者が独学で日商簿記1級の合格を目指して勉強した内容を記録していくブログです。

46日目と今後の計画

【勉強時間】

3:30-7:30 4時間

総時間数 136.5時間

 

【勉強内容】

◯工原スッキリ4問題12-17

最適セールスミックス、予算編成、事業別利益

慣れれば大丈夫そう。予算編成の方は計算が面倒。

 

◯商会問題集1復習CH3-6

割賦販売の復習もいい感じ。

 

この調子で進めてくと商会問題集2回しが終わるのが8月半ば、工原スッキリが応用問題含めて終わるのもそれくらい。当初は7月中に終わらす予定だったから2週間遅れくらいか。全然問題ない進行状況だけど。

その後は過去問演習に入っていこう。1日で両科目過去問は大変なので、片方はテキスト問題集の復習、片方は過去問、週末は両方の過去問とその週の復習という感じで回していきたい。過去問は14回分あるので全部やるとするとまる1ヶ月かかる計算だ。まあ9月終わりまでに全部解ければそれなりに順調と言えそうだ。

過去問やりながら、網羅型を先にやった方が良さそうと思えばそっちに手を出すかな。

10月以降予想問題集をやってくかは進行度合いとの相談。TACの回し者ではないけど簿記2級本番では、当てる問題集が形式も含めてそのまま出たような問題もあり、結構信頼している。

一通りの問題演習が済んだところで、あまり問題演習ばかりだと飽きるかもしれないので理論的なことが学べそうな上位の試験のテキストとか基本書とかも息抜きに読んでみたいとは思っている。

 

 

勉強計画の立て方

受験がうまくいくかどうかの7割くらいは勉強の正しい方向性を見定めた上で計画を立てることとそれをきちんとこなすことで構成されている、というのが私のこれまでの人生の経験則だ。

どの予備校を選ぶか、どの講師に習うか、どのテキストを使うかなど、合格を決める上では1割程度の役割でしかないと思う。正しい方向性を示してくれるのと、メリハリ付けをしてくれることがそれらのメリットだと思う。

あとの2割は本番で力を出すことと時の運だとと思う。

どの試験においても、重要なことは、基本的知識や文脈の理解であって、それを身に付けるのは反復練習のみである。

大学受験、司法試験、TOEFL、簿記2級などの受験をしてきたが、準備がきちんと出来ていればうまくいったし、そうでなければうまくいかなかった。準備ができたかどうかというのは、その試験に見合った理解、記憶をし、必要な問題演習と反復練習が出来たかどうかということである。 

そして、そのための時間をきちんと確保した上で、着実に実行していくことが必要である。

 

学生時代は、いつでも勉強できたし、ずっと勉強することだって可能だった。社会人になり家庭を持つと、仕事や家庭の予定があるので、思うように勉強時間を確保できない。集中力や体力も続かない面があると思う。

それを解決するのが、私の場合、朝練である。

朝であれば他の予定に左右されずに、ほぼコンスタントな勉強時間を確保できる。頭がクリアなうちに集中してできる。まあ、それでも子供が早く起きてくるとうまく進まないし、前日に飲んでいると理解力は大幅に落ちるけど。

こうして確保したコンスタントな勉強時間でできる1日の勉強量を把握するとともに、中期的な視野で計画を立てる。例えば、今月中に問題集を1回終わらせるとか、8月からは過去問をやるとか。そこから逆算して、1日に必要な勉強量を計算することも必要だ。(もちろん、その前提として、長期的な目標があり、それまでに何をしている必要があるかは決めておく必要があるが。今回の場合であれば、11月の試験に受かるために、テキストや問題集をやりきる必要がある、ということ。)

私の場合、当初、1日2時間くらいを見込んでいたが、最近は3〜4時間確保しているのは、それくらいの量を確保しないと到底終わらないから。

その上で、1日1日の勉強計画を2週間くらい先まで立てていく。今日は商会教科書3のCH5、明日はCH6、明後日はCH7-8、という具合だ。

商会と工原はできるだけどちらにも毎日触れていたいので、両方について計画を立てる。

ただ、想定していたよりも時間がかかって思うように進まないこともある。そんなときは計画を微修正していく。週末に遅れを取り戻せるようであれば取り戻すが、大抵は取り戻せない。

計画の修正は躊躇なく行う。

また、先に進めることだけを考えて理解や記憶をないがしろにするのは本末転倒だ。進めながら、このあたりで復習の期間を入れた方がいいと思えば、進行を遅らせてでも復習を入れる。

計画は計画であり、多少の遅れはしょうがない。大事なのは途中で投げ出さないこと。

試験勉強というのは淡々と進めるしかないのだ。

モチベーションを維持する方法というのはない。自分でやると決めて自分でやるしかないのだからやるだけなのだ。

最近はむしろ一日中勉強ができないことにストレスを感じているくらい、勉強がしたいとまで思っている。それくらいのフラストレーションを感じながら、もっと勉強したいと思いながら、勉強していく方が継続するにはいいのかもしれない。

 

45日目

【勉強時間】

4:00-7:00 9:00-12:00 6時間

総時間数 132.5時間

今日は休みなので結構できた。

 

【勉強内容】

◯工原スッキリ4問題5-11

CVP分析

中学レベルの数学をやってるだけで難しくないんじゃないか。最小自乗法も公式だけ分かればやってるのはただの連立方程式だ。最小自乗法を考え出した人は天才だと思う。

 

◯商会問題集1CH12-15

現金、債権、貸倒引当金、有価証券、デリバティブ

現金はどこかでミスするイメージがありよくないなあ。復習あるのみ。

手形裏書譲渡のときに保証債務を計上するが、不渡手形になったときになぜ保証債務取り崩し益を計上するのか不明だった。せっかく保証債務を計上したのだからそこから負担させないのかと。パブロフのページを見てみたら解説があり、不渡手形が回収できなくなれば貸倒損失が計上され、それと相殺されるので、結局保証債務を充てていると言えると。なるほど。

金利スワップ資産の相手方には金利スワップ差損益だけでなく繰延ヘッジ損益もくる場合があることが分かった。

 

44日目

【勉強時間】

3:30-7:30 4時間

総時間数 126.5時間

 

【勉強内容】

◯工原スッキリ4問題1-4(基本のみ)

直接原価計算

直接標準原価計算の固定費調整で混乱。直接標準原価計算では、固定費は実際発生額でやっているから、営業利益には固定加工費差異分が含まれているので、当期売上原価のみに差異を配付するかぎりでは、固定費調整時に固定加工費の差異は考慮する必要がない。期首、期末の標準固定費を出して差額から全部原価計算の営業利益を求める。

ところが、固定加工費差異を期末品に配付するとなると話は変わってくることになる。

いっそ、全部原価計算のPLから作成してしまった方が悩まないような。

そういえば、高校の数学とかもスマートに解けないときには力技で乗り切ることをしていたのを思い出した。

 

◯商会問題集CH8-10

試用品販売、工事会計、会計の変更

完璧とまではいかないが理解はできているし問題も解けないこともない。

43日目

【勉強時間】

3:30-7:30 4時間

総時間数 122.5時間

 

【勉強内容】

◯工原スッキリ3復習

第二法のやり方が理解できたきがする。結局非度外視法みたいなもんなんだろう。正常仕損分は、完成品数量と月末仕掛品数量で分配してやればそれで済む。正常仕損品数量の計算は、仕損発生点を通過した数量に対して行うので、月末仕掛品がその地点より先に進んでいる場合には、完成品数量と月末仕掛品数量の合計に対する仕損発生割合で計算する。

配合差異、保留差異の問題では、完成品に対する正常仕損発生率から正常仕損数を求める。投入量に対する正常仕損発生率ではない。投入量を基準とするとそもそも完成品の数字が合わなくなる。

こうやって引っかかった部分をブログに書いておくと記憶に残りやすいし、自分の理解度が後から見て分かるのでいいことだと思い、今後もなるべく書いていくことにしよう。

ただこれに気を取られて時間ばかり取られないようにしたい。

間違いノートに付けていくのはもう少し先かな。

 

明日からようやくスッキリ4の直接原価計算だ。。 

 

◯商会問題集1CH7

委託販売。全然解けなかった。あまり理解できてないことがわかり、いい収穫だった。教科書の該当部分の音声吹込みもした。その都度法と期末一括法の違いも忘れていたので思い出した。

特殊商品売買は、決算整理前残高試算表に表示された数字が何を意味しているかがすごく大事で、その理解さえしてれば、連立方程式でもなんでも使って答えを出すことが可能だろう。

それにしても進捗状況芳しくないなあ。