司法試験合格者が日商簿記1級試験合格を目指すブログ

司法試験に合格している筆者が独学で日商簿記1級の合格を目指して勉強した内容を記録していくブログです。

57日目

【勉強時間】

3:30-7:30 4時間

総時間数 183時間

 

【勉強内容】

◯商会問題集2CH3-4

連結、段階取得、一部売却

吸収合併のときと段階取得の処理が違うのに注意。連結会計のときは、支配獲得時に保有する子会社の全ての株式の時価を取得価額とする。

既に保有していた株式の帳簿価額との差額は、段階取得にかかる投資差益として認識し、その差額分子会社の株式の簿価を増やす。

なぜ吸収合併とは違うのか。テキストには、支配獲得はそれまでの投資と異なり、新たに投資がされたと考えるから、ということだが。

そんなの吸収合併だって同じことが言えるんでは。吸収合併のときは個別財務諸表にしか反映されないから、実際の取得価額だけ考えておけばいいということなのだろうか。

段階取得の差益が出ると、連結会計上のれんの額が増えるので、その分のれん償却額が増えることになるわけだから、一旦計上された差益はのれんの償却と同じ年数で費用計上されていくことになるのか。

このあたりで税金が変わってくるのだとすると、子会社にするのか吸収合併するのかの判断に影響するのかな。

勉強してて面白いのは知識を入れると共通点や相違点に気づくので、あーでもないこーでもないと比較するときですかね。

 

ひっかかりがちなポイントとしては

段階取得差益は当期純利益や利益剰余金の金額に跳ね返ってくるので計算するときに忘れないこと。

あと一部売却のときは、売却益で処理してたものを差し引いて、実質的価値との差額分を資本剰余金の増加にするわけで、売却益は当期純利益から引く必要がある。資本剰余金について税効果会計を適用するときは、資本剰余金科目で処理。相手科目に法人税等がくる。これも損益科目なので当期純利益に影響するので注意。

この場合に、売却益に対してかかってきてた税金額と資本剰余金の税効果会計は一致しないことになるんだけどそれはずれたままにしとくということだけど、よくわからんな。売却益に対する税金分丸ごと引いてしまいたい欲求に駆られてしまうがそれはしないと。

 

◯工原スッキリ1復習+応用問題途中まで

細かい費用の分類を問う問題は何度やってもミスする。何度もやって身に付けるしかない。

結構分量の多い応用問題が多くて全部は終わらなかったけどしょうがない。