日商簿記1級を受験する理由
今年6月の日商簿記2級は、初めてきちんと勉強してから受験することができました。
勉強するほど、問題は解けるようになるのですが、簿記についての理解が深まっているかについては疑問が生じていきました。
仕事柄、会社の財務諸表や会計帳簿を見ることもあるのですが、簿記2級を勉強していてもきちんとした読み方ができているとは思えないわけです。
それに、2級の勉強を結構一生懸命やったおかげで、簿記の勉強がそれなりに楽しくなっていたので、2級合格で簿記の勉強をやめてもいいものかと思いました。
なんとなくあっさり2級が終わってしまい、物足りなさを感じた部分もありました。
2級試験の後、他の資格試験も見てみました。2級から派生しそうなものとしては、ファイナンシャルプランナーや中小企業診断士がありそうで、本屋で参考書の立ち読みもしてみましたが、正直どちらも身につける知識のレベルが広く、浅くという印象でした。
せっかく貴重な時間を使って勉強するのであれば、それなりの深さのある知識を得られる勉強をしないとモヤモヤしたままだろうと思いました。
幸い、何年か前についでに購入していた簿記1級の参考書も手元にありましたので、試しに読んでみたところ、まあまあ面白そうだとわかりました。
それで、簿記1級まで足を踏み入れてしまおうと決意しました。
私の場合本職があるので、予備校に10万円単位のお金を費やすようなコストに見合ったリターンがあるものではないと思っていますので、完全独学でどこまで行けるか試してみようというところです。