司法試験合格者が日商簿記1級試験合格を目指すブログ

司法試験に合格している筆者が独学で日商簿記1級の合格を目指して勉強した内容を記録していくブログです。

52日目

【勉強時間】

3:30-7:00 3.5時間

総時間数 154時間

最近子供が5時くらいに起きてくるので集中できる時間が短くなってる。どうしたものか。

多分勉強時間全部集中してやるときよりも1.3倍くらいの時間がかかってると思われる。

 

【勉強内容】

◯工原スッキリ5問題17

引き続き投資案の評価

投下資本の計上の仕方が理解しきれていなかったようで1時間くらい格闘していたが結局不正解。次は解く。

 

◯商会問題集2CH4-5

減損損失、繰延資産

減損損失のルールがようやくわかってきた。回収見込額の計算の際には処分価格の計上を忘れないこと。

のれんでも共用資産でも、大きなグループで損失を見るときには、グルーピングにより増えた減損分については優先的にそちらから引く。

ただし、共用資産の残額は回収見込額を下回れない。

優先的に引いてもまだ減損が残ったときには、個別に見たら減損のない資産から引いていくことになる。問題文の指示によるだろうが、個別に見て減損が生じている資産の場合、既に回収見込額まで減らしているので、更に減損分を分配することはしない。

のれんや共用資産をグループごとに分配する場合には、分配後の金額から減損分を引くことになる。共用資産について減損額を帳簿価額で比例按分するときにも、やはり分配後の共用資産の金額で考える。この方法の場合、のれんは優先的に減損を負担させるが、共用資産はそういうことにならないので注意。

のれんと共用資産で差が付くのは、のれんはあくまでもただの概念であるのに対し、共用資産は実態がありかつ帳簿価額や使用価値の存在する固定資産であるから、適当に引けるだけ引いてしまうと不当な扱いになってしまうのだろう。